第30回総会 上原公子氏を迎えて

所沢革新懇第30回総会が、96日午後1時半から所沢地区労会館で行われました。記念講演は元国立市長の上原公子さんでした。上原さんは、個人情報保護に問題があるとして住基ネットを市として離脱有事法制の一環で自治体が作成しなければならないとされた有事の際の「国民保護計画」を作らないと決意し国と対峙するなど、憲法に照らした市制の在り方を追究し闘ってこられた方です。その経験から日本国憲法の素晴らしさと自民党改憲試案の本質をズバリ!

「市民自治の復権」を市長選のスローガンにした上原さんは、市が準備していた都市計画マスタープランを白紙にして市民目線で練り直すために市民から委員の公募を行ったり、桜並木を市民の手で守る「桜守り制度」を作ったりと、市民が自ら行動し参加する市制、成長する市民参加の形を作りました。「『こんな町にしたい』という自分たちの強い決意が必要」「町はみんなで楽しく手作りするもの」の言葉が印象的でした。

 

総会質疑では9人の方が次々と発言(時間切れで発言できなかった方すみません)。今年度から新事務局長に小林善亮さんが就任。「小学生の時、53日に親といっしょにビラ配りしていました」と語る若い元気な新事務局長誕生でみなさんのお顔もうれしそう。永年事務局長をされていた安東さんお疲れ様でした。安東さんは代表世話人のお一人としてまだまだ活躍していただきます。そして、この日なんと4人の方が入会!情勢は厳しいですが楽しく活動していきたいですね (*^_^*) とここん総会として集団的自衛権行使容認の閣議決定に反対する総会決議を拍手で承認しました。